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寒中見舞い・余寒見舞い

寒中見舞い・余寒見舞い(季節の挨拶状)の書き方と例文・文例・レイアウトサンプル。また、寒中見舞い・余寒見舞いを出す時期はいつ頃か。寒中見舞い・余寒見舞いの用途とは。


【このページの内容】

リスト 寒中見舞い(例文・文例・縦書きレイアウトサンプル)

リスト 寒中見舞い・余寒見舞いを送る時期

リスト 喪中の相手に年賀状を出してしまった場合






寒中見舞いとは、寒さが1年のうちで最も厳しい大寒(だいかん)の1月20日ごろに出す季節の挨拶状のことです。
寒中に相手を見舞う書状なので「寒中見舞い」となります。

余寒見舞いとは、節分が過ぎてから出す季節の挨拶状のことです。
立春からは暦の上で春になり、春になってもまだ寒いので「余寒見舞い」となります。



【寒中見舞い】

レイアウト

寒中見舞いのレイアウト



■寒中見舞い・余寒見舞いを送る時期
<寒中見舞>
立春より前 ⇒「寒中見舞い」
二十四節気の小寒、大寒に当たる「寒中」に届けます。
一般に1月7日までを松の内とすることが多いので、1月8日から大寒の最後の日である、節分(2月3日ごろ)までに葉書などで出します。

<余寒見舞>
立春より後 ⇒「余寒見舞い」
「立春」(2月4日ごろ)を過ぎてから、寒さの続く頃までに送ります。


【立春(りっしゅん)】
立春とは、暦の上で春がはじまる日。
二十四節気の一。
節分の翌日で「2月4日ごろ」。

【節分(せつぶん・せちぶん)】
季節の変わり目の立春・立夏・立秋・立冬の前日。
立春の前日で「2月3日ごろ」。
この夜、鬼打ちの豆をまいたり、柊(ひいらぎ)の枝に鰯(いわし)の頭をさしたものを戸口にはさんだりして、邪気を払う習慣がある。

【松の内(まつのうち)】
正月の松飾りを立てておく期間。
元日から7日、または15日まで。



■寒中見舞いの用途

寒中見舞いは、年賀状の時期の直後になります。
そのため、年賀状を出せなかった相手に、年頭の挨拶代わりに寒中見舞いを出すことも多いようです。

<寒中見舞・余寒見舞いの内容・用途>
  ※喪中の相手に出す場合は、賀詞やおめでたい言葉は避けます。

<寒中見舞い・余寒見舞いの形式>
寒中・余寒見舞い状の場合、簡単には、お見舞いのことば、日付、住所、氏名だけで良いでしょう。
短い文面であれば「拝啓」などの頭語や「敬具」などの結語は省略しても構いません。

また、特に決まった形式はありませんが、一般的には、以下のようになります。


区切り線


喪中の挨拶状を送らなかった人から年賀状が届いたり、12月に入ってから身内に不幸があって、喪中欠礼の挨拶状送付が間に合わなかった場合などは、年賀状でお返事するのではなく、「寒中見舞い」を出すようにしましょう。
この場合の寒中見舞いは、一般的に松の内(1月7日)を過ぎた頃から、「連絡が遅れた詫び状」として出します。

例文

例文1


寒中お見舞い申し上げます
新年早々お年賀有りがたく頂戴いたしました
当方からご挨拶申し上げるべきところ 喪中につきご遠慮させていただきました
なお本年も相変わりませずよろしくお願い申し上げます
 平成○○年 一月
例文2


寒中お見舞い申し上げます
ご丁寧なお年始状をいただき誠にありがとうございました
昨年喪中のため年頭のご挨拶を控えさせていただきました
暖かな春の訪れまでもう少し
皆様ご自愛くださいますようお祈り申し上げます
 平成○○年 二月
                  住所
                 氏名
■喪中の相手に年賀状を出してしまった場合


先日はご服喪中とは存じませずに賀状を差し上げまして誠に失礼いたしました
ご冥福をお祈り申し上げるとともに深くお詫び申し上げます
                      合掌
 平成○○年一月











寒中見舞い
















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