礼状書き方例文・手紙書き方文例ブログその他忌みことばとは

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忌みことばとは、「お祝い」・「災害見舞い」・「お悔やみ」などで、“不吉なことを連想させることば”のことをいいます。


忌みことば(いみことば・忌み言葉)

各手紙や電報には、それぞれの性質によって、使ってはならない、書かないほうがよい(タブー)とされる『忌みことば』というものがあります。

俗に言う“縁起でもない”ことばのことです。


最近、メールなどでは『忌みことば』を、あまり気にせずに使う人もいますが、年配の人には、まだまだ根強く残っています。

なのでやはり、こうした“忌みことば”は、知っておいた方が良いでしょう。



縁起をかついで、使うのを避ける言葉、事例別『忌みことば』の例

【結婚を祝うとき】
去る 帰る 別れる 破れる 出る 戻る 返す 切れる 離れる 嫌う あきる 冷える さめる うすい うとんずる あせる 浅い 退く 死ぬ 病む うれえる 苦しむ 悩む 亡ぶ(滅ぶ) ふたたび 重ねる こわれる 痛ましい 涙 逝く 流れる 倒れる 落ちる 傷つく 終わる 重ね重ね またまた かつまた なおまた たびたび かえすがえす 二度 再度


【妊娠・出産などを祝うとき】
流れる 落ちる 詰まる 滅びる 死ぬ 病む 逝く 敗れる 弱い しなびる 短い 折れる


【新築を祝うとき】
火 煙り 炎 燃える 焼ける 飛ぶ 壊れる 倒れる 傾く 流れる つぶれる 朽ちる 崩れる 赤 緋


【開店・開業を祝うとき】
閉じる 敗れる 失う つまづく 負ける ちる 枯れる さびれる しまう 衰える たれる 倒れる


【災害見舞い・お悔やみのとき】
また 再び 重ねる 追って なお かえすがえす またまた 浮かばれない 迷う


【その他不吉なことを連想させることば】
・四は“死”に通じるので「よ」と読む
・九は“苦”に通じるので「ここのつ」と読む
・梨は“無し”に通じるので「ありの実」という
・猿は“去る”に通じるので「えて」とする
・すり鉢は“する”に通じるので「あたり鉢」という
・すり箱は“する”に通じるので「あたり箱」という
・スルメは“する”に通じるので「あたりめ」という
・塩は“死”に通じるところから「波の花・浪の花」という




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