礼状書き方例文・手紙書き方文例ブログ


母の日(5月の第2日曜日)と父の日(6月の第3日曜日)に、感謝を込めて贈るプレゼントに添えたメッセージカード・グリーティングカード、手紙の書き方と例文・文例。

≪母の日・父の日のメッセージカード・グリーティングカード≫
母の日のメッセージ











<母の日・父の日の例文>

おふくろ(おやじ)へ
いつも心の中でおもっています。毎日毎日、本当にお疲れさま。そして、ありがとう!
日ごろの感謝と愛を込めて○○○○を贈ります。
これからもよろしくお願いします。

お母さん(お父さん)、いつもわがままばかり言ってごめんなさい。心の中では感謝しています。

お母さん(お父さん)、毎日毎日、本当にお疲れ様。そして、心からありがとう!

いつまでも美しい(すてきな/元気な/やさしい)お母さん(ママ/おふくろ)でいてください。

いつまでも頼もしい(すてきな/楽しい/たくましい)お父さん(パパ/おやじ)でいてください。

お母さん(お父さん)、いつも本当にありがとう。このプレゼント、気に入ってくれたらうれしいのですが。

お母さん(お父さん)の子として生まれて、本当に幸せだと思っています。これからもよろしくお願いします。

何から何までお母さんにしてもらって当たりまえの毎日、反省しています。ごめんなさい。そして、本当にありがとう。

母の日(父の日)にだけ「ありがとう」を言っている気がします。やはりふだんは照れくさいから。今日は一年分の、ありったけの思いを込めて「ありがとう!」

家族のために毎日働いていてくれるお母さん(お父さん)は、誰が見ても最高に輝いています。いつもありがとう!

お父さんと初めて差しで飲んだ日に、「これはとっておきの酒だ」と言って注いでくれたあの銘酒「○○」を贈ります。


 ポイント
・メッセージカード・グリーティングカードの場合は、簡潔な表現で、「いつも、ありがとう」というだけでなく、真正面から、両親への思いを伝えてください。
・誕生日や母の日・父の日は、両親に対して、日ごろの感謝を伝える絶好のチャンスです。あまりない機会なので、少し長めの『手紙』を添えるのも良い方法です。



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母の日(5月の第2日曜日)

母の日(ははのひ)は、日頃の母の苦労を労り、母への感謝を表す日。

日本やアメリカでは5月の第2日曜日に祝うが、その起源は世界中で様々であり日付も異なる。
例えばスペインでは5月第1日曜日、北欧では5月の最後の日曜日に当たる。

イギリスにおける起源は17世紀の「Mother's day」「Mothering Sunday」(奉公中の子ども達が年に一度、教会で母親と面会出来る、復活祭のちょうど40日前の日曜日)にまで遡る。
アメリカでは南北戦争終結直後の1870年、女性参政権運動家ジュリア・ウォード・ハウが、夫や子どもを戦場に送るのを今後絶対に拒否しようと立ち上がり「母の日宣言」(Mother's Day Proclamation)を発した。
ハウの「母の日」は、南北戦争中にウェストバージニア州で、「母の仕事の日」(Mother's Work Days)と称して、敵味方問わず負傷兵の衛生状態を改善するために地域の女性を結束させたアン・ジャービスの活動にヒントを得たものだが、結局普及することはなかった。

ジャービスの死後2年経った1907年5月12日、その娘のアンナは、亡き母親を偲び、母が日曜学校の教師をしていた教会で記念会をもち、白いカーネーションを贈った。
これが日本やアメリカでの母の日の起源とされる。
ジャービスの母への想いに感動した人々は、母をおぼえる日の大切さを認識し、翌1908年の5月10日には同教会に470人の生徒と母親達が集まり最初の「母の日」を祝った。
アンナは参加者全員に、母親が好きであった赤いカーネーションを手渡した。このことから、赤いカーネーションが母の日のシンボルとなった。
アンナ・ジャービスは友人たちに「母の日」を作って国中で祝うことを提案。
1914年に「母の日」はアメリカの祝日になり、5月の第2日曜日と定められた。

日本では、昭和時代に皇后(香淳皇后)の誕生日である3月6日(地久節)に行われていたが、1949年ごろからアメリカの例に倣って5月の第2日曜日に行われるようになった。

なお、5月5日のこどもの日は、国民の祝日に関する法律(祝日法)では、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」とあり、その意味ではこどもの日も「母の日」であるといえよう。

母の日にはやはりカーネーションなどを贈るのが一般的となっているが、最近ではカーネーションに限らずバラ、ガーベラなども好んで贈られるようになってきている。


父の日(6月の第3日曜日)

父の日(ちちのひ)は、父に感謝を表す日。

1910年にアメリカ・ワシントン州のJ.B.ドット夫人が、彼女を男手1つで自分をそだててくれた父を覚えて、教会の牧師にお願いして父の誕生月6月に父の日礼拝をしてもらったことがきっかけと言われている。
当時すでに母の日が始まっていたため、彼女は父の日もあるべきだと考え、「母の日のように父に感謝する日を」と牧師協会へ嘆願して始まった。
ドット夫人が幼い頃南北戦争が勃発。
父、スマートが召集され、ドット夫人を含む子供6人は母親が育てることになるが、母親は過労が元でスマートの復員後まもなく亡くなった。
以来男手1つで育てられたが、スマートも子供達が皆成人した後、亡くなった。
1916年アメリカ合衆国第28代大統領ウッドロー・ウィルソンの時に父の日が認知されるようになる。
1972年(昭和47年)になり、アメリカでは国民の祝日に制定される。

日本では1950年代ごろから知られるようになったが、母の日に比べると一般的な行事とは言えない。

母の日の花がカーネーションなのに対し、父の日の花はバラ。
ドット夫人が、父の日に父親の墓前に白いバラを供えたからとされている。


母の日・父の日ともにフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より